色々なベース弦を試してみた中で、「弾いていて気持ち良い!」と純粋に思った弦が、このロトサウンド”RS66LDN”でした。
長年愛用しています。
弦の手触りがしなやかなので横移動しやすく、グリスしたときに指の引っかりがありません。
サスティーンがしっかりしていて、滑らかに演奏することができます。
その分、ミュートするときはしっかりミュートする必要がありますが、「しっかり弾こう!」という意識が高くなり、自然と演奏が丁寧になります。
また、私は指で弾くことが多いのですが、右手の指先に対する反応がよく、繊細なニュアンスまで表現してくれます。
ニッケル弦というと音色が落ち着いている印象がありますが、”RS66LDN”は程よいブライト感がありつつも、ローからミドルの音域がしっかり出ます。
ギラっとしたところと低音のうねりのバランスが良いので、8 ビートが自然とドライブしてグルーヴが生まれます。
これが最高に気持ち良い!
バンドに馴染むけれど、しっかりと存在感のある”RS66LDN”が生み出すサウンドは、ライブにもレコーディングにも向いていて、ベーシストの強い味方です。
私のメインベースである70 年代プレベとの相性も良く、私のロックなプレイスタイルにもとても合っていると思います。
ベース本体と同じくらい大切な、私のサウンドもプレイも支えてくれる、頼りになる相棒です。